人権・同和教育懇談会
2023年10月17日 16時29分保護者・地域の方をお招きして、人権・同和教育懇談会を開催しました。
まず、学級活動「おなかの中の自分」を参観してしてもらいました。事前の学習を振り返ってから、おへその役割や赤ちゃんの成長の様子について考えました。子どもたちは純粋な心で、真剣なまなざしで学習を進めていました。食塩水に浮かんだ豆腐のように、赤ちゃんは羊水によって守られていることも、しっかりと理解することができました。
ここまで学習したことを基に、生まれた時の自分へのメッセージを考えました。3億分の1よりもっと低い確率で自分が生まれてきたことを知り、「生まれてきただけで勝ち組」とメッセージを送る子どももいました。また、活動中にお母さんが横につき、生まれたときのエピソードなど、コミュニケーションを取りながらメッセージを考えていたのがとてもよかったです。最後にそれを伝え合うことで、自分や友達をより大切にしようというめあてが達成できたのではないかと思います。
授業後は、「宇和島こころまじわうプロジェクト」のアドバイザーをしてくださっている菊池準子先生による講話「いのちの誕生や大切さ」をみんなで拝聴しました。あえて授業の内容と重なる部分もありましたが、違った視点で、違った語り口での講話だったので、より深く理解できたのではないかと思います。こうやって積み重ねていくことが大切で、性に関する教育を通して「いのち=からだ+こころ」を大切にしていこうという気持ちが醸成されていきます。そのことを再認識することができました。
松山から遠路はるばる来ていただいた菊池先生、本当にありがとうございました。また、保護者の方はもちろん、学校運営協議会の方々もたくさん来ていただき、本当にありがとうございました。