緊急地震速報訓練・音楽会に向けた第2回合同練習
2023年11月6日 11時38分3連休明け、体育でボールゲームを楽しんでいた2時間目が終わりそうな頃、突然、緊急地震速報が鳴りました。体育館に立ち尽くす子どもたち。もちろん訓練ですので揺れてはいませんが、天井を見上げてどうしようかと悩んでいます。かなりの時間がたってから、体育館の中央付近で低い姿勢を取りました。音が鳴りやんでからしばらくして、体育館の玄関の鍵を開けて、外に出ようとしました。そこまでの行動を見届けてから、授業者が子どもたちと振り返りをしました。
真っ先に安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を取る大切さ等について確認しました。最後に、学校長からの話を聞きました。実は、1学期にも、先日の11月2日にも、この安全確保行動が取れませんでした。取りませんでした。私たち教師は、自分の身は自分で守れる子ども、「行ってきます」と言って家を出たら、「ただいま」と言って帰ってくる子どもを育てなくてはなりません。
愛南町の全ての学校の児童生徒は、緊急地震速報が鳴った瞬間に安全確保行動が全員取れます。そこからどうすればいいかも分かっています。残念ながら、宇和島市ではそういう意識は低いようです。
いのちを守る安全教育においては、性に関する教育で宇和島市が先進的な取組をしていて、もちろん大切な取組ではあるのですが、防災教育にももっと力を入れて取り組んでいきたいと思います。
午後からは、明後日の連合音楽会に向けて、合同練習を行いました。講師の方の指導で子どもたちの歌声が見事に変化するのを間近に感じることができました。明後日は、きっとすばらしい発表になるでしょう。ご期待ください。